2009年2月7日土曜日

卒業論文

タイトル:

Holocene uplifted coral reef in Lanyu and Lutao Islands,
off the southeast of Taiwan
台湾南東蘭嶼、緑島における完新世離水サンゴ礁
で、昨日卒業論文を提出いたしました。
台東沖にある、ルソン火山弧上の2つの島の離水サンゴ礁から、完新世の隆起速度と隆起様式を推定しました。

中身としては、茅根さんをはじめとし、多くの方々に見ていただいたおかげで、
我ながらおもしろいと思っています。
皆様、ご協力、本当にありがとうございました。
考察をする時間は、自分でも驚くぐらい楽しかったです。

が、論文の体裁を整えるということが、あんなにも時間と労力ががかかるとは思っていませんでした。。。。
その点が不十分な状態で提出してしまったことを、大変お詫び申し上げます。
来週の発表の準備とともに修正いたします。

写真は、緑島の最高位にあった化石サンゴで、
左は、本研究のキーとなったニオウミドリイシ(Isopora)、
右は、コモンキクメイシ(Goniastrea retiformis)、
そして、下は、今はなき、茅根さんにお借りした、たがねです。。。

この24時間後に行方が分からなくなってしまいました。。。あらためて、申し訳ありませんでした。
井上