2009年2月27日金曜日

新学術領域打ち合わせ@岡山&ツバル有孔虫班打ち合わせ@福岡











23日は岡山大学の菅先生の研究室にて、東京から茅根研、福岡から杉原研が集い、新学術領域C01班の打ち合わせがありました。皆様、やりたいことで、あふれていて、聞く側としても楽しかったです。
菅先生のお部屋にはサンゴコアがいっぱい。。。その、ひとつひとつに驚きのエピソードがありましたヮ(゚д゚)ォ!フィールド調査は、実行するまでもが実に大変なのですね。
夜の部は、居酒屋はまゆうにて♪ 魚も、お酒(30本ほどの瓶が机にずらっと。。。)も、美味し過ぎです。。。我を忘れました。皆様にご迷惑おかけしたのではないかと。。。すみませんでした。にごり酒、危険です。
翌日は福岡にて、海洋プランニングの井手さんのもとへ。沖縄からは琉大の藤田さんもいらさり、ツバル有孔虫班が集合しました!3月の調査の打ち合わせです。井手さんの、手作りの水槽もみせていただきました。丸々と太った有孔虫が元気よく-☆飼育に多くの工夫がなされていて、とても興味深かったです。
夜の部は、まったりと屋台めぐり。楽しかった&美味しかったですね(ノ´∀`*)
東京には、ない制度ばかりでした。

そのまた翌日は、生きた有孔虫を初めて、じっくり顕微鏡下で見ました!やっぱり、生きていると艶が違います。
井手さん、貴重な経験ありがとうございました!!これから修行積みます。

井上

2009年2月9日月曜日

博士論文審査会終了


本日2/9(月)10時-12時に,私(本郷宙軌)が,
博士論文審査会にて,以下の発表を行いました.

タイトル:
Sedimentary and ecological formation process of Holocene
coral reefs in the western Pacific
西太平洋における完新世サンゴ礁の堆積学的・生態学的形成過程


「従来の説」
サンゴ礁の形成は,種多様性(種数が多い&被度が高い)が高い
ことが重要.


「本研究の主張」
サンゴ礁の形成に,種多様性の低いことも高いことも無関係である.
サンゴ礁の形成に必要なことは,形成速度(2-12m/1000年)をもつ
サンゴである.さらに,そのサンゴは5-15種程度であった.





2009年2月7日土曜日

卒業論文

タイトル:

Holocene uplifted coral reef in Lanyu and Lutao Islands,
off the southeast of Taiwan
台湾南東蘭嶼、緑島における完新世離水サンゴ礁
で、昨日卒業論文を提出いたしました。
台東沖にある、ルソン火山弧上の2つの島の離水サンゴ礁から、完新世の隆起速度と隆起様式を推定しました。

中身としては、茅根さんをはじめとし、多くの方々に見ていただいたおかげで、
我ながらおもしろいと思っています。
皆様、ご協力、本当にありがとうございました。
考察をする時間は、自分でも驚くぐらい楽しかったです。

が、論文の体裁を整えるということが、あんなにも時間と労力ががかかるとは思っていませんでした。。。。
その点が不十分な状態で提出してしまったことを、大変お詫び申し上げます。
来週の発表の準備とともに修正いたします。

写真は、緑島の最高位にあった化石サンゴで、
左は、本研究のキーとなったニオウミドリイシ(Isopora)、
右は、コモンキクメイシ(Goniastrea retiformis)、
そして、下は、今はなき、茅根さんにお借りした、たがねです。。。

この24時間後に行方が分からなくなってしまいました。。。あらためて、申し訳ありませんでした。
井上