2010年4月27日火曜日

笹川科学研究助成「研究奨励会」

奨励賞受賞式

奨励賞を授与された井上

助成交付書を受け取る本郷

「来年は司会を務めたい」と宣言する山本

 本年度の笹川研究助成 http://www.jss.or.jp/sasagawa/index.html に,特任研究員の本郷宙軌さんが「台風がおよぼすサンゴ礁生態系への影響評価:破壊過程と回復過程の定量的検討」で,博士課程2年の山本将史君が「海洋酸性化がサンゴ礁生態系に与える影響〜とくに炭酸塩の溶解に着目して」で採択され,さらに昨年度「トカラ火山列島最南端に位置する無人島,硫黄鳥島のサンゴ礁の地形・生態調査」で助成を受けた修士課程2年の井上志保理さん(助成時修士1年)の成果が,笹川科学研究奨励賞に選ばれ,助成の手交式と奨励賞授賞式が,ANAインターコンチネンタルでありました.



 本郷さんは,海洋・船舶科学研究の代表として,日本科学協会の大島美恵子会長から直接助成を手交され,井上さんは14名の奨励賞受賞者の代表として,高橋正征審査委員長から賞状を授与されと,研究室メンバーの成果が光り,私もとても晴れがましい気持ちでした.メンバーのそれぞれが,プロジェクトに参加するだけでなく,それぞれ独創的な研究を発想し,展開していることの証ではないかと思います.ますますの研究の躍進を期待しています(茅根).























2010年4月26日月曜日

祝◎ウネタケ全開



連続投稿すみません、井上です!
ちょっと先ほどハッピーな出来事が。
水槽で飼ってたウネタケ(Lobophytum crassum)
がやっとポリプを出してくれました◎◎◎
一週間待ち続けてやっと全開。
見てくださいこのたわわなポリプ ◎◎◎
っかなりテンション上がってます!

ポリプ出さなくても元気に育つ場合もあるっていうけどやっぱ出てる方が、かわいいよなぁ。
よかったよかった。
でも何故出したのかは不明。。。
やはり気まぐれなのか。
嬉しくてピンセットでつついたらとたんにしぼみましたが。。
そんでお休みのために電気消したら全部引っ込んじゃいました。
っ明日が楽しみです

2010年4月25日日曜日

サンゴ礁自主ゼミ


4/24
サンゴ礁若手の自主ゼミを行いました!
代表は日本大学生物資源科学部海洋生物資源科学科 4年和田さん
井上&牧野は運営補佐を勤めさせていただきました。
茅根さんには会場場所を提供していただき、当日も参加していただきました.
参加者は
学生から独学でサンゴを勉強されている方、社会人の方、色々な顔触れがそろい、セミナー大変楽しかったです◎◎◎
ですが、懇親会の参加が少ないこと少ないこと。。。
途中で帰った人、損してまっせ!!
セミナーでは聞けない細かい質問し放題ですからね〜。
次回は是非参加してくだっさい!ゼミと飲みはセットですよ!!!
写真とっとくべきだった。。。せっかくなので私のウネタケちゃんをつけておきます

2010年4月14日水曜日

ツバル有孔虫水槽


 海面上昇で水没の危機にあるツバルは,サンゴ礁の土台の上に,サンゴや有孔虫(ホシズナなど)のかけらが打ち上げられて,標高1〜2mの島を造っています.とくに島の本体は,有孔虫が堆積物の砂の半分から4分の3をしめています. 
 そこで JST-JICA 国際共同プロジェクトでは,ツバルと共同で,有孔虫生育の最適条件を調べ,砂の生産を促進し,生育の場を広げるために,有孔虫の飼育水槽を立ち上げました.
 4月12日に無事水槽のセットアップが終わり,アピサイ首相,天然資源省大臣,環境局長,カウプレ首長,各島選出の国会議員も列席して,水槽のお披露目会が行われました.

水槽全景.外洋側から海水をポンプアップしてろ過後,水槽に流す.

有孔虫飼育水槽.

飼育している有孔虫.

お披露目前に,説明をきくアピサイ首相.

テープカット.向かって右から天然資源省大臣,アピサイ首相,茅根.

水槽の説明.茅根の向かって左はカウンターパートのマタイオ環境局長.

記念撮影.
(茅根 創)