2010年12月30日木曜日

2010年ももう終わりですが...


はじめまして.修士1年の相場です.
入学して8か月経ちますが初めてブログをアップします.

今日は産業総合研究所の野崎さん,加藤さん,所さん,東工大の渡邉さんに東大にお越しいただき細野さん,山本さん,井上さん,私のレビューセミナーをおこなった後,忘年会が開かれました.

セミナー内容は以下の通りです.
細野さん:ツバル有孔虫を増やすための養殖実験の紹介
山本さん:メソコスム実験,Mg-Calciteのレビュー
井上さん:研究紹介・海洋酸性化,ソフトコーラルについて,サンゴ→ソフトコーラルへの群集シフトについてのレビュー
相場:夏の調査結果・海藻の栄養塩の取り込みに関するレビュー

皆様に貴重なご意見,アドバイスをいただきました.
ありがとうございました.

14時から4人が発表することになっていたため,遅くなったら途中から飲みながらやりましょうなんて話もでていましたが,終わって時間を見てみるとまだ18時で,そのまま忘年会に突入しました.
今日は茅根研PDの飯嶋さん,東工大の渡邉さんご夫妻のお子さんも来てくれました.
ほっぺがとっても柔らかくて癒されました☆最初は知らない人が多いなかで緊張しているようでしたが,最後には笑顔を見せてくれていたのでよかったです.

相場

2010年10月2日土曜日

整いました!

長いこと書いていなかったので、連続で書きます。
堅苦しくないお話です。


きのう、研究室の本郷さん・青木君と夜ごはんに鍋を囲んでいました。
そのとき、ねづっち(なぞかけ)の話になり、
『サンゴ礁研究者としては、サンゴとかけて・・・で
なぞかけができないと、へなちょこだろう』ということになりました。

その場にいなかった井上さんなど、いろんな人に無茶ぶりしたところ、
まぁみんなよく思いつく。
でも、誰のが一番うまくておもしろいかが公平に決められません・・・。

そこで、匿名で作品を載せますのでコメント欄に票を入れてください。
どうかおれのうまいヤツが一番でありますように。

やまもと




1.サンゴとかけまして上司からの呑みの誘いと説く そのこころは 
  どちらもきょうせい(強制・共生)です。

2.サンゴとかけまして青信号と説く そのこころは
  どちらも色が変わると危険です

3.サンゴとかけましてハローワークと説く そのこころは
  どちらもしょくしゅ(触手・職種)を出してきます

4.サンゴとかけまして裁判所と説く そのこころは
  どちらもしほう(刺胞・司法)が大事です

5.サンゴとかけまして犯人逮捕と説く そのこころは
  どちらもしょうげん(礁原・証言)としょうこ(礁湖・証拠)が欠かせません。



気軽に一票入れてください。
負けず嫌いな人は、なぞかけ書き込んでもらってももちろん構わないです(笑)
0コメントだけは悲しいので勘弁してください・・・・。

8/20-9/18調査


私でブログを止めてしまっていてスミマセン。

8/20から調査に出ていました。

8/20-23 バラス島(西表島そば) 本郷・山本・青木
8/23-9/13 石垣島        本郷・山本・相場
9/13-18 瀬底島(サマースクール) 茅根・本郷・山本・井上・相場

の日程でした。

大きな天候の崩れも事故もなく、順調にこなしました。
あとは、分析しておもしろいデータが出ることを期待しています。


調査中の集合写真を撮り忘れたので、いけめん本郷研究員の
写真で許してください(笑)


やまもと

2010年8月5日木曜日

8/4 オープンキャンパス

8/4(水)にオープンキャンパスが開かれました.

大学全体の行事のため,朝から多くの高校生がキャンパスを埋めつくしていました.
見慣れない光景でかなり違和感が・・・.

キャンパスのいたるところでイベントがあり,特に安田講堂では入場するために長蛇の列が作られていました.
ぐるっと1周するほどの列だったのでかなりの人が並んでいたと思われます.

そんな中,理学部の展示も大賑わいでした.
地惑専攻の展示は3階の結構大きな教室だったのですが,1日中大混雑.

研究室としての展示は,専攻全体のブースで「サンゴ標本」と「ホシズナ」.
Labツアーでは「サンゴ年輪」「ソフトコーラル」「有孔虫」.

私自身も展示物のそばに立って説明役に.
専攻全体のブースとLabツアーの両方を担当しました.
これが意外に難しい・・・
なるべく分かりやすい言葉でかつ正確に伝えようとしたのですが,最初は上手くいかずに苦労しました.
少しずつ慣れていくのですが,まだまだ満足な出来とは言えませんでした.

しかし,高校生をはじめとした参加者の多くが興味を抱き,真剣に耳を傾けてくれている姿を見られたことが個人的には一番嬉しい出来事でした.

専攻全体としても昨年度より来場者が多かったとのことで,大成功を納めたオープンキャンパスになりました.








修士2年 青木

2010年8月3日火曜日

隅田川花火大会

研究室の皆in浴衣で隅田川の花火を観てきました◎
実習・調査でお世話になってる芙蓉さんの本社の屋上という特等席での観覧でした☆
この日のために細野さん以外の男性陣は皆、ワザワザ浴衣を購入…∑(; ̄□ ̄A
皆さんお似合いでした◎
芙蓉の渡邉さんのご実家は呉服屋なので、厳しいチェックが入りましたが。。
食べ物は皆一人一品持ち寄りでした。一番人気はM2青木君のお手製タコさんウィンナーです◎
M1の牧野さんは8月からオーストラリアに留学のため、研究室の皆の寄せ書きが描いたミッキーのぬいぐるみをプレゼント◎同期の相場ちゃんプロジェクトです。オーストラリアでも楽しんできてくださいヾ(=^▽^)ノ

2010年8月2日月曜日

硫黄鳥島

硫黄鳥島では
①生物分布調査
②pCO2の分布調査
③機材回収設置(水温計、1年間!)
④ガス/温泉水採集

を行いました◎
予定の半分も出来ないのを覚悟していたのに、予定していたこと全て出来たのでホント大成功です◎◎

前回の経験から、機材も出来る限り洗練してシンプルに
ただひとつ失敗したのは、去年の西側には蚊はまったくいなかったのですが、
今回は虫だらけ(*o*)でした


ガスの採集→検知管で確認した所、H2Sは含まれず、CO2が20%以上は含まれていることが分かりました!!


温泉でくつろぐ茅根さん。温泉は沸き出し口は60℃を越すところも。いい具合のところは35℃ほどで非常に良い感じでした。濁っていますが、臭いもなく硫黄ではないようです。


ウネタケだらけの湾と違って、外洋は非常に美しいサンゴ群集が広がっています。深い青です◎実はここにもウネタケいるのですが、湾内のような密生群集はつくっていないのですよね!!


なんというか無人島の景色にひたってると胸をぎゅっとつかまれる感覚になります。
とても青春を感じました

井上

2010年7月19日月曜日

硫黄鳥島調査


井上の修論のフィールド,硫黄鳥島の調査から無事戻りました.
現地に3泊(島に野営2泊,停泊させた船に1泊)して,
火山からの湧出水で酸性化した海域で,造礁サンゴ群集がソフトコーラル群集にシフトするという,昨年の井上が隊長で行った探検部の遠征調査の発見に基づく仮説を検証するために,分布調査,試料採取,測器による観測のほか,今回はD1の山本にも参加してもらい,CO2濃度測定を行い,無人島に野営しての調査にもかかわらず,計画していた内容をほぼ終えることができました.確かに海底を埋め尽くすソフトコーラル,CO2も予想通り高く,期待できる結果になりそうです.調査の内容については,井上,山本からの投稿をお待ち下さい.

活火山の無人島での野営による調査を,事故もなく無事所期の目的を達成することができたのは,これまでの調査結果に基づいて入念に準備したこと,天候に恵まれたこと,船を出していただいた船長さんの支援と.チーム(研究室から井上と山本,私,ほかに探検部から文学部の山口君)のタフさがあったからと思います.

茅根 創

写真は,調査地と調査の様子です.

無人島から衛星経由でネットに接続する私の写真を追加しました..






2010年6月24日木曜日

プーケットにいます。


第2回アジア太平洋サンゴ礁シンポジウムに参加するために

6/19からプーケットにいます。

6/24に発表があると思い込んでいたのですが、見間違えてまして・・・^^;

2日目の6/21に発表しました。

TITLE:Threshould of carbonate saturation state detenmined by CO2 control experiment.


実力不足を痛感しました。
ちょうど^^;な感じな写真が・・・(笑)



今日の夜の便で帰ります。

飛行機の中にいるので、大事なデンマーク戦が見られません・・・。

わたしのかわりに、応援、おねがいします!

2010年5月31日月曜日

根府川にいってきました。




5/29、根府川に行ってきました。
6月から硫黄鳥島に置く機器の設置テスト・確認。
そして、あいたお昼の時間にバーベキューしました♪
あいにくのお天気でしたが、なんとか雨は降らずに持ち堪えてくれました。

写真のお神輿みたいな形のやつ(御神輿1号と呼んでます)に
いろんな機器を取りつけます。今回は水質、流速、波高、光量。
なかなか頑丈です。

根府川の海は寒かったのに、井上さんはへっちゃらに泳ぎ回って作業してました。
やまもとはテンションdownで、最低限の作業以外は陸上からばっちり監視してました^^;

そんな元気な井上さんは6/2に出発。
体調に気をつけてがんばってください!


やまもと

2010年5月27日木曜日

JpGU


5/26、日本地球惑星科学連合大会でポスター発表してきました。

タイトル:CO2コントロールによる炭酸塩溶解実験

はじめは誰も聞きに来てくれなく、ひとりぼっちでしたが、

(研究室のサクラのおかげもあり)徐々に人も来てくれました(笑)

異分野・初対面の方々からもコメントいただき、勉強になりました。

誰も写真を撮ってくれなかったので、写真はありません。。。


終了後はサンゴ礁学の若手勉強会の集まりもありました。

ロビーの机を並べて、1時間以上、やってましたでしょうか。

終電の関係もあり、その後の打ち上げ飲み会より、

長かったかもしれません^^;

こっちは写真あります。みんなまじめに討論してました。

2010年4月27日火曜日

笹川科学研究助成「研究奨励会」

奨励賞受賞式

奨励賞を授与された井上

助成交付書を受け取る本郷

「来年は司会を務めたい」と宣言する山本

 本年度の笹川研究助成 http://www.jss.or.jp/sasagawa/index.html に,特任研究員の本郷宙軌さんが「台風がおよぼすサンゴ礁生態系への影響評価:破壊過程と回復過程の定量的検討」で,博士課程2年の山本将史君が「海洋酸性化がサンゴ礁生態系に与える影響〜とくに炭酸塩の溶解に着目して」で採択され,さらに昨年度「トカラ火山列島最南端に位置する無人島,硫黄鳥島のサンゴ礁の地形・生態調査」で助成を受けた修士課程2年の井上志保理さん(助成時修士1年)の成果が,笹川科学研究奨励賞に選ばれ,助成の手交式と奨励賞授賞式が,ANAインターコンチネンタルでありました.



 本郷さんは,海洋・船舶科学研究の代表として,日本科学協会の大島美恵子会長から直接助成を手交され,井上さんは14名の奨励賞受賞者の代表として,高橋正征審査委員長から賞状を授与されと,研究室メンバーの成果が光り,私もとても晴れがましい気持ちでした.メンバーのそれぞれが,プロジェクトに参加するだけでなく,それぞれ独創的な研究を発想し,展開していることの証ではないかと思います.ますますの研究の躍進を期待しています(茅根).























2010年4月26日月曜日

祝◎ウネタケ全開



連続投稿すみません、井上です!
ちょっと先ほどハッピーな出来事が。
水槽で飼ってたウネタケ(Lobophytum crassum)
がやっとポリプを出してくれました◎◎◎
一週間待ち続けてやっと全開。
見てくださいこのたわわなポリプ ◎◎◎
っかなりテンション上がってます!

ポリプ出さなくても元気に育つ場合もあるっていうけどやっぱ出てる方が、かわいいよなぁ。
よかったよかった。
でも何故出したのかは不明。。。
やはり気まぐれなのか。
嬉しくてピンセットでつついたらとたんにしぼみましたが。。
そんでお休みのために電気消したら全部引っ込んじゃいました。
っ明日が楽しみです

2010年4月25日日曜日

サンゴ礁自主ゼミ


4/24
サンゴ礁若手の自主ゼミを行いました!
代表は日本大学生物資源科学部海洋生物資源科学科 4年和田さん
井上&牧野は運営補佐を勤めさせていただきました。
茅根さんには会場場所を提供していただき、当日も参加していただきました.
参加者は
学生から独学でサンゴを勉強されている方、社会人の方、色々な顔触れがそろい、セミナー大変楽しかったです◎◎◎
ですが、懇親会の参加が少ないこと少ないこと。。。
途中で帰った人、損してまっせ!!
セミナーでは聞けない細かい質問し放題ですからね〜。
次回は是非参加してくだっさい!ゼミと飲みはセットですよ!!!
写真とっとくべきだった。。。せっかくなので私のウネタケちゃんをつけておきます

2010年4月14日水曜日

ツバル有孔虫水槽


 海面上昇で水没の危機にあるツバルは,サンゴ礁の土台の上に,サンゴや有孔虫(ホシズナなど)のかけらが打ち上げられて,標高1〜2mの島を造っています.とくに島の本体は,有孔虫が堆積物の砂の半分から4分の3をしめています. 
 そこで JST-JICA 国際共同プロジェクトでは,ツバルと共同で,有孔虫生育の最適条件を調べ,砂の生産を促進し,生育の場を広げるために,有孔虫の飼育水槽を立ち上げました.
 4月12日に無事水槽のセットアップが終わり,アピサイ首相,天然資源省大臣,環境局長,カウプレ首長,各島選出の国会議員も列席して,水槽のお披露目会が行われました.

水槽全景.外洋側から海水をポンプアップしてろ過後,水槽に流す.

有孔虫飼育水槽.

飼育している有孔虫.

お披露目前に,説明をきくアピサイ首相.

テープカット.向かって右から天然資源省大臣,アピサイ首相,茅根.

水槽の説明.茅根の向かって左はカウンターパートのマタイオ環境局長.

記念撮影.
(茅根 創)


2010年3月24日水曜日

石垣島に調査に行ってきました。


3/9-20、石垣島調査にいってきました。
山本&井上2名。

今回は白保サンゴ礁の代謝量の測定と、ソフトコーラルを探しに。
前半は石垣島といえども海水に入るには寒く、寒中水泳のようでした。
逆に後半は暑く、油断のせいで、すっかり日焼けしてしまいました。

民宿のおばちゃんの作ってくれる特盛りご飯と花粉フリーのおかげで
体調がよくなって帰ってきた気がします(笑)
急に寒くなりましたが、風邪などひかないで、元気に過ごしましょう!
あっ、あと、卒業するひと、おめでとう^^
やまもと

2010年3月8日月曜日

壮行会
















花粉が飛び始めて、くしゃみ連発の3月です。
そう、卒業シーズンですね。

茅根研では、4名の方が旅立っていきます。
特任助教の波利井さん→琉球大学の准教授
修士の細井くん→就職
学部の山内くん・松本さん→卒業・進学 
それぞれ新天地でのご活躍を心から祈念いたします。
わたしもガンバリマス。

写真は会場での一コマ。
@農学部奥のBar.
あんなところに雰囲気の良い場所があったとは・・・。

勝負デートでぜひつかってください(笑)


やまもと