こんにちは.
8/22〜25に行われた「サンゴ礁学サマースクール」について紹介致します.
場所は沖縄県石垣島の白保で開催されました.
まず,サンゴ礁に関わる様々な分野の研究者の方達の講義・ワークショップがありました.
現在のサンゴ礁における問題や未解明な点を非常に詳しく学ぶよい機会となりました.
次に,フィールドに足を運び,調査の見学やスノーケリングを体験しました.
座学では終わらず自分の五感を使って学べるというのはこの分野の醍醐味と言えるでしょう.
最後に,地元の方達との交流や意見交換会が行われました.
おばぁ達の料理や地域の踊りなどどれも印象的で,白保住民の方達とのよい交流の場となりました.
この4日間全てが新鮮で刺激的な日々でした.
このような機会を設けて下さった茅根先生,サンゴ礁学関係者,白保住民の方に心より感謝致します.
本当にありがとうございました.
以下にサマースクールのURLを記載します.
もっと具体的な内容や写真を見たい方は是非アクセスして下さい.
よろしくお願い致します.
http://coralreefscience.seesaa.net/article/127117223.html
修士1年 青木
2009年9月24日木曜日
沖縄州島巡検
こんにちわ.
修士1年の青木です.
今回私がお伝えするのは,
8/19,20に行ってきた沖縄での州島巡検です.
具体的にはルカン礁,チービシ(ナガンヌ島・クエフ島・神山島),バラス島です.
また州島ではないのですが星砂の浜にも行きました.
「州島(cay)」という単語を知らない方も多いと思うので簡単に説明すると,
『サンゴ砂礫が集まってできた小島』
です.
「サンゴの砂や礫で島ができるなんて信じられない!?」
と一瞬でも思った方・・・,
是非一度実際に行って,自分の目で確認してみて下さい!
今回の巡検で回った島の内,ナガンヌ島やバラス島では観光客も多く,スノーケリングを楽しんでいる人達もたくさんいたので行きやすいとは思います.
巡検の内容としましては,
それぞれの州島のリーフの状態,地形と堆積物,波向きなどを観察し,
その結果をもとに州島がどのようにして形成されてきたのかを考察しました.
それぞれの州島で共通点もあれば相違点もあり,様々な要因が複雑に絡んで州島を形成しており,多くの未解明な点が残りました.
今後はそれらに対してアプローチをしていこうと思います.
ルカン礁
ナガンヌ島
バラス島
おまけ
星砂の浜から見える夕日
修士1年の青木です.
今回私がお伝えするのは,
8/19,20に行ってきた沖縄での州島巡検です.
具体的にはルカン礁,チービシ(ナガンヌ島・クエフ島・神山島),バラス島です.
また州島ではないのですが星砂の浜にも行きました.
「州島(cay)」という単語を知らない方も多いと思うので簡単に説明すると,
『サンゴ砂礫が集まってできた小島』
です.
「サンゴの砂や礫で島ができるなんて信じられない!?」
と一瞬でも思った方・・・,
是非一度実際に行って,自分の目で確認してみて下さい!
今回の巡検で回った島の内,ナガンヌ島やバラス島では観光客も多く,スノーケリングを楽しんでいる人達もたくさんいたので行きやすいとは思います.
巡検の内容としましては,
それぞれの州島のリーフの状態,地形と堆積物,波向きなどを観察し,
その結果をもとに州島がどのようにして形成されてきたのかを考察しました.
それぞれの州島で共通点もあれば相違点もあり,様々な要因が複雑に絡んで州島を形成しており,多くの未解明な点が残りました.
今後はそれらに対してアプローチをしていこうと思います.
ルカン礁
ナガンヌ島
バラス島
おまけ
星砂の浜から見える夕日
2009年9月22日火曜日
夏のボーリング調査
PDの本郷です.
8月に新学術領域サンゴ礁学C01班調査の一環で
石垣島にてサンゴ礁掘削調査をおこなってきましたので,
紹介します.
今回は岡山大学の菅先生といっしょに油圧式掘削マシンを使って,
白保や名蔵など5地点で掘りました.
おもに礁嶺をねらって掘りました.干潮時には体が水面上に出ていますので,
踏ん張りがきいて比較的容易に掘ることができますが,
潮が満ちてくるとともに,踏ん張りがきかなくなってしまい
思うようには掘ることができません.
そこで,パイプなどを用いて足場をつくり掘ることがポイントです(写真のように).
また通常のダイビングよりもオーバーウェイト(10kgぐらい)にすることも必要です.
通常はサンプルがとれたら船上にて収納箱にしまいますが,
今回は水中で使える箱をもちいて収納までを海底にて行いました.
よいサンプルがとれたら船上では「ヤッター!」,「よし!!」と
声をあげて喜びますが,今回は水中なので「・・・」,
無言でお互いをみつめながら「ウン!ウン!」とうなずいて喜びました.
8月に新学術領域サンゴ礁学C01班調査の一環で
石垣島にてサンゴ礁掘削調査をおこなってきましたので,
紹介します.
今回は岡山大学の菅先生といっしょに油圧式掘削マシンを使って,
白保や名蔵など5地点で掘りました.
おもに礁嶺をねらって掘りました.干潮時には体が水面上に出ていますので,
踏ん張りがきいて比較的容易に掘ることができますが,
潮が満ちてくるとともに,踏ん張りがきかなくなってしまい
思うようには掘ることができません.
そこで,パイプなどを用いて足場をつくり掘ることがポイントです(写真のように).
また通常のダイビングよりもオーバーウェイト(10kgぐらい)にすることも必要です.
通常はサンプルがとれたら船上にて収納箱にしまいますが,
今回は水中で使える箱をもちいて収納までを海底にて行いました.
よいサンプルがとれたら船上では「ヤッター!」,「よし!!」と
声をあげて喜びますが,今回は水中なので「・・・」,
無言でお互いをみつめながら「ウン!ウン!」とうなずいて喜びました.
2009年9月21日月曜日
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