2010年4月27日火曜日

笹川科学研究助成「研究奨励会」

奨励賞受賞式

奨励賞を授与された井上

助成交付書を受け取る本郷

「来年は司会を務めたい」と宣言する山本

 本年度の笹川研究助成 http://www.jss.or.jp/sasagawa/index.html に,特任研究員の本郷宙軌さんが「台風がおよぼすサンゴ礁生態系への影響評価:破壊過程と回復過程の定量的検討」で,博士課程2年の山本将史君が「海洋酸性化がサンゴ礁生態系に与える影響〜とくに炭酸塩の溶解に着目して」で採択され,さらに昨年度「トカラ火山列島最南端に位置する無人島,硫黄鳥島のサンゴ礁の地形・生態調査」で助成を受けた修士課程2年の井上志保理さん(助成時修士1年)の成果が,笹川科学研究奨励賞に選ばれ,助成の手交式と奨励賞授賞式が,ANAインターコンチネンタルでありました.



 本郷さんは,海洋・船舶科学研究の代表として,日本科学協会の大島美恵子会長から直接助成を手交され,井上さんは14名の奨励賞受賞者の代表として,高橋正征審査委員長から賞状を授与されと,研究室メンバーの成果が光り,私もとても晴れがましい気持ちでした.メンバーのそれぞれが,プロジェクトに参加するだけでなく,それぞれ独創的な研究を発想し,展開していることの証ではないかと思います.ますますの研究の躍進を期待しています(茅根).